はるのブログ

統合失調症、鬱病、不登校、引きこもり、閉鎖病棟を経験して学んだ事

退職を考える統合失調症の私

こんにちは。

久しぶりのブログです。

私は統合失調症という障害を抱えています。

年明けから体調を崩して現在休職中です。

1月末までですが今回で2回目の休職となるので退職しようと考えています。

仕事内容は単純作業です。

最初は人と話さなくていいし黙々とできる仕事だったのであまりストレスを感じなく仕事ができていました。

しかし、一昨年再発して入院して仕事に復帰してからは単純作業が苦になってしまいました。

一度きりの人生、楽しく生きたいと考えるようになったからです。

15歳で適応障害と診断されてました。

高校は一年留年して卒業しましたが、大学は中退。

それからは職を転々として正社員として働きはじめても1年ももたず退職しました。

そして、20代の半分は人生に絶望して引きこもっていました。

30歳の頃にA型事業所で働きはじめました。

約2年半働いて少し自信がついたので、一般企業に障害者雇用で働き始めました。

それから約3年。

何も成長がなかったと痛感しています。

もっと積極的に仕事に取り組めば成長を感じられたかもしれません。

どうやったらこの仕事を好きになれるか?

そんなことを考えながら働いてきましたが、3年たってもその答えが見つかりませんでした。

今までは仕事が嫌でも生活のために会社には行けていました。

ほとんどの人がそうだと思います。

何となく、「自分はもう大丈夫。仕事も長く続けられる」と考えていました。

でも、11日に当日欠勤してそのまま休職することとなりました。

勤務時間も6時間にしてもらって配慮してもらっていた結果がこれです。

きっと復職してもまた単純作業に嫌気がさして繰り返してしまうんだろうな、と直感的に感じます。

退職するつもりでいるので、またゼロからのスタートです。

自分は何ができるだろう?

何をしてると楽しいと感じるのだろう?

人生は有限です。

当たり前に明日がくるとは限りません。

だからどうせなら楽しく仕事して笑って生きていきたい。

 

統合失調症は100人に1人の確率で発症する障害みたいです。

どうして自分が?と20代の頃は考えていました。

でも、病気になったからこそ気づくこともあり出会いがあり今があります。

夢や青春は病気によって奪われました。

周りにはもっと大変な思いをしてる人がいる。

そう言われても今まで心に届くことはありませんでしたが、年齢を重ねると確かにそうだなと感じる部分もあります。

 

能登半島地震で現在も避難生活をされてる方がいる。

世界に目を向ければ、戦争で多くの女性・子どもたちが犠牲になっています。

 

自分の足で歩ける。

手が使える。

水が飲める。

トイレがある。

食べれる。

 

入院生活を通して当たり前のことが当たり前じゃないことに気づきました。

でも、人間は愚かなもので日常生活に慣れてくるとそのありがたみが当たり前なものだと感じてしまいます。

 

これからどんな人生になるかは自分次第。

幸せになるかどうかも自分次第。

感謝の気持ちを忘れずに日々を送っていきたいです。

人生は有限です。